住宅ローンを一括返済してきたのレポート

我が家は15年ほど前に一戸建てを購入する際に「りそな銀行」でローンを組みました。

貯蓄がある程度の金額になったので、妻と相談の上、一括繰り上げ返済返済することにしました。

その手続きのレポートです。

手続きに要した時間は40分ほど。

まずは事前に必要なものを電話で確認。

1)自分の口座が分かるもの(通帳やカード)
2)銀行の届出印
3)身分証明書

とのこと。

でも、実際には3の身分証明書は使う事がなく、もっと言うと通帳やカードも口座番号をメモするかすれば必要は無かったので、最も忘れてはならないのが銀行印ということになります。
(あくまでも私の今回の場合の話です)

ただ、一括返済後にATMで記帳して完済しているか確認する為にも、通帳は持って行った方が良いです。

そして、窓口にて手続きをするかと思いきや「パソコンテレビ電話」のブースなるものがあるので、そこで手続きするとのこと。

行ってみると有りました有りました。

半個室のようなパソコンテレビ電話ブース。

テレビモニターがあり、マウスにて用件をクリックします。

しばらく待つとオペレーターとつながり、手続きスタートとなります。

自身の口座番号を口頭で伝え、本人確認の意味で生年月日を尋ねられます。

備え付けのプリンターから用紙が出てきて、それを見ながら手数料や注意点の説明を受けます。

一括繰り上げ返済に関して発生する手数料は私の場合10,000円程度でした。

口座に「貸付残高+手数料+日割りで発生する利息」の合計金額以上の残高があれば即日繰り上げ返済が可能です。

私もそうしました。

例えば

・貸付残高(残りの元金)が 800万円
・毎月の支払が 20万円でその内訳が 元金18万円 利息2万円

と仮定した場合に

800万円+1万円+最大2万円(これは日割り計算になる)

が口座にあれば、その日のうちに完済となるわけです。

私の場合は残り約5年(60ヶ月 要するに 後60回の支払い)を一括で返金。

約35万円の利息を払わずに済んだことになります。

そして、ローンを組んだ時に「保証料」なるものを保証会社に一括で払っていました。

これも少し返金があるかもしれないとの事ですが、当日は金額を教えてくれません。

1週間程度で明細が郵送され、約1ヶ月後に振り込まれるそうです。

これはまた確定したら追記します。

実際には返金額の通知書は約1ヵ月後でした。また返金額も0円でした。

最後にオペレーターの指示の通りに署名、銀行員を捺印してスキャナーで送り、印鑑が間違いないかどうか確認をして完了となります。
(署名、捺印した原本は、備え付けのインターホンで行員を呼んで手渡しします)

全てが終わり、ATMで記帳すると、言われた通りの金額が引き落とされ、ローン完済!を実感することになります。

そして、抵当権について。

ローンを組む時に必ず抵当権を設定されます。

これは「もしローンを支払わなかったら、家を競売してその代金で払ってもらいますぜ」みたいな事が出来る銀行の権利(厳密には保証会社かな)。

これを解除してもらう必要があります。

解除は「知り合いの司法書士に依頼」「銀行の斡旋の司法書士に依頼」のどちらかを選択できます。

どちらにするかは、後日、案内が届いてから決定すれば良いそうです。

また、この費用も借りていた私が負担です。
(これは一括返済でなくても、いずれ完済した時に支払うものです)

私はたまたま知り合いがいるので、その方に依頼する予定です。

そして、ローンが無くなったのでお小遣いが増える・・という甘いことは無く、家の建て替えの為に貯金したりする堅実な我が家でありました。

めでたしめでたし。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です