本や映画は「疑似体験」できるのが良いところです。
読んだり観たりすることで、まず経験しないであろう業務やアクシデントを疑似体験できるのです。
一流家電メーカー「特殊対応」社員の告白
著者の笹島健治さんは国産パソコンメーカーの「特殊対応」業務を担当していた。
その当時の過酷なエピソードが語られています。
反社会的勢力の人に軟禁状態にされ「今すぐここでパソコンを直せ!」とすごまれたり、某国の首相のパソコンが調子悪いからと調べてみたら・・などなど
この本はクレーマーへの対応マニュアルではありません。そこがまた良かった。
読後は「疑似体験で良かった」と思うでしょう。
特殊な客への特殊な対応は大変な業務ですな。