言葉の響きだけだと「死をも厭わない特攻部隊」的なイメージ。
実際は「雑用が9割」というから驚きだ。
日本人の経験者が語る「フランス外人部隊」の中身が綴られている。
まず私が勘違いをしていたのは、外人部隊というのは傭兵の類だと思っていたこと。
フランス外人部隊というのは「フランス国の軍隊の一部隊」なのだそうだ。
国籍は様々で経歴は問わない。
訓練はしっかり行われるが、主な任務は掃除や草むしりなどの雑用なのだそうだ。
しかし戦地へ派遣されれば事情は異なるようだ。
詳しく知りたい方、そしてフランス外人部隊を目指している人は必ず本書を読むべきである。
そして本書でも紹介されている「外人部隊125の真実(著者:合田洋樹)」も。
難しい内容は書かれていないので軍事マニア以外の方でも興味深く読める一冊でした。